ELISAさんロングインタビュー

OPテーマを歌うELISAさん、初のロングインタビューを公開!

ELISA

1989年4月14日生まれ(18歳)神奈川県出身
趣味:歌をうたうこと。(POPSからオペラまで)
   人間観察。ピアノ。英語を喋る事。

3才からピアノを始め、中学1年生のときに合唱団に入ったことをきっかけに唄うことの楽しさに目覚める。中学3年生のときには、NHK全国合唱音楽コンクール全国大会に出場。
高校1年生のときに、先生についてオペラを始める。好きなオペラは、モーツァルトの『フィガロの結婚』。
さらに、さまざまな自分の可能性を探求すべく、今年7月に行われたモデルオーディション『エリートモデルルック2007』に応募し、見事ファイナリスト10名の中の1人に選ばれた。
――歌にご興味をもたれたきっかけは?

ELISA:中学校のときに合唱団に入ったことです。そこで練習しているうちに、歌うことが好きだと気が付いて、歌手になりたいと思い始めたんです。それで、高校に入ったときから本格的にオペラを習いはじめました。
――モデルとしてもご活躍されているそうですね。


ELISA:まだオーディションから三ヶ月なので全然です。毎日平凡な高校生活が嫌で、いろいろと自分の可能性を試してみたいんです。
――オペラはどうしてお好きになったのでしょう? まわりのお友達とは話があわなかったのでは。
ELISA:そうですね(笑)。まわりの友達はオペラは聴いてなかったです。ただ、合唱の盛んな中学校で、オペラ団体とも交流があったんですね。それで、学校からオーディションでメンバーを四人選んで、オペラの舞台に立たせてくれる、というイベントがあったんです。そのメンバーに選ばれたことで、オペラに興味を持つようになりました。
――そのときの舞台ではどんな演目を歌われたんでしょう?
ELISA:モーツァルトの「フィガロの結婚」です。花娘の役をやったんですが、すごく楽しかったです。モーツァルトの書いた曲の転調の仕方は、今でもすごく好きですね。もともとピアノをやっていたので、発表会でステージに立つことの楽しさは知っていたんですが、そのときからますます好きになりました。
――ピアノは何歳のころから?


ELISA:四歳からです。オペラを習いだしてからは、ちょっと離れていますけれど。
――オペラでは目指されている目標みたいなものはありますか?


ELISA:ドイツでオペラ歌手をやっている親戚がいて、その影響で、ドイツで歌うことを昔からの夢にしています。
――ご家族のみなさんも音楽をやってらっしゃる?


ELISA:母は違うのですが、父はチェロを、兄はフルートをやっています。
――なるほど。それでELISAさんはピアノからオペラの方向へ進まれて。すごいですね。今はお聴きになる音楽もオペラだけですか?

ELISA:聴くものは、イージー・リスニングが多いですね。ケルティック・ウーマンさんやサラ・ブライトマンさんの曲が好きでした。あと、カラオケでは元m-floのLISAさんがソロになられてからの曲をよく歌います。
――では、イージーリスニング的な雰囲気もあり、とてもメロディアスなこの曲も比較的なじみやすい雰囲気だったのではないでしょうか。最初に聴かれたときのご感想は?

ELISA:本当に「歌いたい!」と思いました。歌い出しから高音が伸びているところがすごく気に入ったんです。私が昔から「歌手デビューして歌うんだったらこんな曲!」とイメージしていたものに印象が近かったんですね。
――歌詞を読まれたご感想はいかがでした?


ELISA:単語ひとつひとつが深くて重い歌詞だと思いました。
――歌い方ではどのような工夫をされようと思いました?

ELISA:自分が大好きなイージー・リスニングを聴いていたときに感じていたような、スーッと自分の中に曲が入ってくるような、そんな感情が聴いているひとに伝わるといいなと思いました。
――日本語詞と英語詞ではどっちが歌いやすかったですか?


ELISA:日本語詞です。英語詞は、文字数をどう入れたらいいのかがわからなくて、ちょっととまどいました。
――レコーディングのときにはどんな指示がありました?
ELISA:ディレクターさんから「ちょっと可愛い気持ちで歌ってみて」と言われたんですね。それで、言われたとおりに気持ちを変えて歌ってみたら「すごく変わった」と言ってもらえて、そのときに「こういうことなのかな」と、何かがわかった気持ちになりました。私の声がアニメ向きなのかどうかは、自分にはわからないんですけど。
――(笑)。ご自分の曲が『ef』のOPとして流れているのをご覧になったご感想は?

ELISA:とにかく映像にびっくりしました。息が詰まるようで、それでいてすごく幻想的な出だしが本当にすごいですよね。この歌が売れているのは、きっと音と映像がステキな形でコラボしているからだろうな、と思います。
――ちなみに、キャラクター的にはどのキャラがお好きですか?
ELISA:女の子ならみやこさんです。見た目がかわいらしくって、横顔のイラストがすごく印象的だったんです。だから、レコーディングのときにも『ef』といえばみやこさん、という感じで、ずっと記憶に残っていた彼女の横顔をイメージしながら歌っていました。友達は景さんがいいっていうひとが多いんですけどね(笑)。男の子だと、蓮治くんが好きですね。声と顔がステキで。
――なるほど。マンガやアニメは普段ご覧になるんですか?


ELISA:ごめんなさい、実はあまり触れていないんです。結構活発で、どちらかというと外で遊ぶほうが好きな子供だったもので……。
――では、アニメソングはお聴きになりますか?


ELISA:『うる星やつら』とか『タッチ』といった、懐メロ的な曲は好きです。正直、作品の内容の方はあまり知らないんですが……。
――ああいう、いかにもアニメソングらしい曲も歌ってみたいと思います?


ELISA:印象に残る曲で、私に合っている感じの曲があったら是非お願いしたいです。
――ご自分ではどんな曲が自分にあっていると思います?


ELISA:ちょっとクラシックっぽい曲でしょうか。「euphoric field」も間奏にバイオリンが入っていて、少しクラシック風ですよね。
――たしかに。それでは、最後にファンのみなさんにひとことメッセージをお願いします。

ELISA:歌を通じて、スタッフさんやファンのみなさんと出会って、つながりを持てたことがとても嬉しいです。曲を聴いてくださって、感謝しています。今後もこういう形の曲が歌っていければな、と思っていますので、よろしくお願いします。
――生のELISAさんをご覧になりたいファンのみなさんもいると思うのですが、そういったイベント出演などはどうでしょう?


ELISA:いまのところは考えていませんが、いいお話がいただけるなら、是非やってみたいと思っています。
その日を楽しみにしていますね。では、本日はありがとうございました。